こんにちは、のっぽです!
断捨離って”覚悟を決めねば心が折れる”そんなイメージがあるかもしれませんね。
効果的なやり方としてまずはたくさんの私物を一気に集めて広げて、そして「いる!いらない!いる!いっ・・・ら、ない!!」と、自分との戦いが始まります。
そして一度に大量の私物を不用品として処分する、という感じです。
断捨離に挑戦したくても毎日の家事や育児に追われてなかなか進められなかったり、サラリーマンやOLの方なら休日の時間を使ってやるにも、他の用事で埋まってて無理だったり。
となると、「まとまった時間が必要なるし、今の現状で時間を作るのは難しいなぁ」と断念しがちです。
でも断捨離の進め方は人それぞれ、どんなやり方でも大丈夫です。
一気にやろうと思えば色々順番やら手順やら考えてしまってその時点で疲れてしまいますしね。
だってごちゃ~っと、服とか本、雑誌やゲーム、子供のおもちゃが散乱してる部屋をみたらそれだけでげんなりしてしまいます。
そんな鬼気迫る状態なのに、やる前から挫折してしまってはいけません!
なので、すでにげんなりしてしまっている人は自分に合った方法で断捨離を進めましょう。
普段片付けをあまりしなかったり、苦手だったりする方が断捨離に挫折しやすいのは、不慣れなのに一気に頑張ろうとするからです。
まずは”いらない物を取捨選択して捨てる”という断捨離の基本動作に慣れることから始めましょう。
その基本動作でもまずは簡単で、範囲の狭いものから進めてみましょう。例えば身近なもので、整理整頓したいものといえばあなたはどんな物を思い浮かべますか?
私の場合はお財布の中身や、ポイントカード類です。
今はアプリでポイントの管理をする所も増えてますが、それでもまだカード式な所が多いです。
普段買い物する中で、お店ごとの会員カードやポイントカードがどんどん溜まってしまいますよね。
でも一度行っただけでもう利用してないとか、旅行先にあったお店で作ったのでもう行く機会がないとか、作ってからまったく利用してなくて数年経ってたりポイントの有効期限が切れてたり・・・・。
ポイントカード用のケースを持っててもいつの間にかごっちゃ~と膨れ上がって、入りきらなくてお財布の中まで浸食されてたりと、一番身近で整理整頓したい!となるのもこの辺りの物でしょう。
取り組む範囲もせまく、断捨離慣れしてない初心者さんにはもってこいのお試し断捨離ができます!
あなたのお財布は使いやすい状態でしょうか?レシートがかさばってたり色んな店舗のカードや優待券や割引券が順序不同に入ってて、いざ使いたい時にすぐ出せる環境にありますか?
また、カードケースの中にも、すでに利用する機会もなく場所だけ取ってるカードがわんさといます。そいつらを追い出せば、ケースの中に空きがでます。
そしたらお財布の中のカード類を移すことでスッキリ片付けることができます。
お財布の中もよく使うカード類だけで構成されて、とっても機能的になります。いざお会計の時に「あれ?この店のポイントカードどこいった!?」と、もたつくこともありません。
しかもめっちゃレジ混んでる中でポイントカード一枚出すのに手間取ると後続の人に「この人何やってんだろう・・・」と思われてしまいます。
まあ、そんなのは気にしなくて良いんですがね!
でもお会計はスッキリ・スマートに済ませたいものです。
そんなお客さんだと店員も「お!この人はちょっとワンランク上の人だな・・・・」という印象を受けます。
あくまで私個人の意見ですが。(アパレル店舗勤務)
他、狭い範囲で取り組み易いのは、市府民税とか年金関係、医療費のお知らせ等、市役所から送られてくる封書類も気付いたらかさばって収納場所がぎゅうぎゅうになっていたります。
支払いが済んだ証拠の控えとか置いてると思うんですが、数年経ってたら捨てても良いです。
多分控えとかにも2年とか3年は保管して下さいとかって書いてますので、それが過ぎてたらもう処分してしまいましょう。
あと給料明細や現金で貰ってた場合は封筒なんかも残してる人も多いと思います。それが数年過ぎてたら大分溜まってしまいますよね。
給料明細はとくに残しておく義務はないので、確定申告で必要な分以外は処分しても良いでしょう。
ただ、「折角自分が頑張った汗と涙とあと何か色んな感情の結晶を捨てるなんてできない・・・・!」そんな方もいることでしょう。
初めてのバイトで貰った給料明細とか思い入れがありますし、とくに邪魔でなければ残しておいても良いと思いますよ!捨ててしまって後悔しても悲しいので、一旦保留にしておきましょう。
それ以外のものも、やはり労働という自分の時間を切り売りして自由を差し出しようやく得た賃金の確固たる証拠であり頑張った証です。
でもその証をいくつも残してても増えてくだけです。収納場所にいつか入りきらなくなって、どうしようかと一旦その辺に置いてたのが積み重なり、それから感染するようにどんどん部屋が汚くなっていくという散らかりウイルスの一種に変貌してしまいます。
捨てましょう、捨てるしかありません。あなたの部屋を守る為には。
「でも、折角の証が・・・・!私の生きざまが・・・!」と、どうしても執着してしまうのであれば、物体はないけれど存在してた証は残る、という方法を取りましょう。
ザ・デジタル化です。
スキャンしてPCにデータとして残すか、カメラで撮って保存してしまいましょう。
最近はスマフォのカメラも高性能ですし細かい所もアップにすれば分かります。
そうすれば証はデータという形で残ります。
何か温もりも何も感じないやり方だなーと思うかもしれませんが、大事なのはその物ではなくあなたの心の中にある想い出です。
例えばアルバムを見れば分かると思いますが、そこには昔のあなたや父母が映っている。一緒に近くのプールに行った時の写真だったり、運動会のリレーで一生懸命走るあなたの姿だったり、親孝行で連れていった温泉での豪華な夕食を楽しむ両親の姿が写っています。
その過去の思い出は大事なものだけど、その風景や環境をそのまま手元に置いておくなんてことは現実的に無理ですよね。
だから人は写真を撮って残しておくのです。
給料明細も同じようなものと考えれば、ストンと腑に落ちるのではないでしょうか。
そうやって小さな所から断捨離をやってみて、慣れてきたら次はもう少し範囲を広げていくというやり方で進めていきましょう。
何も一気にやらなくても大丈夫です。ただ一つ一つの物を向き合っていくより一気にまとめての方が、自分が如何にいらない物ばっか置いていたかをまざまざと知ることになるので執着心も湧きにくいですけどね。
でもそもそも片付ける習慣のない方はまず断捨離というものを自分の身近な存在にしていくことで徐々に思考が出来てきますので、それから一気に進めても良いと思います。
まずは断捨離脳になること、こうなったらもうこっちのもんです。
仕事で時間がなかろうが家事や育児で忙しかろうが、断捨離する時間を捻出して取り組むようになります。
何故かというと、断捨離が楽しくて仕方なくなるからです。
断捨離で物を捨ててスッキリする感覚は格別ですからね、クセになるのでご注意を!
・一気に大量の私物を相手にしない
・とっても身近で小さなものから始めてみる
・オススメはお財布の中やポイントカード類
・医療費のお知らせなど(物にもよるが)税金関係の書類は数年経ってたら捨てても良い。
・溜まりにたまった給料明細も捨てる。
・捨てられない物はデジタル化してみる
まずは慣れていきましょう。
そして少しずつでも断捨離を習慣化していきましょう。
断捨離脳になると片付けや整理整頓が大好きになるので進めやすくなりますよ
ではでは、本日はこの辺で、是非またよろしゅうに*